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2017年12月01日
ブログ

網入りガラスの熱割れ

本日、入居者様が解約され退出の立会がありました。

よくある事ですが、南側バルコニーの網入りガラスにヒビが入っていました。

網入りガラスとは、ガラスに鉄線(ワイヤー)を封入したガラスで、鉄線が入る事により、火災時のガラス飛散を防止するもので、消防法により防火地域・準防火地域内の建物には防火対策ガラス(網入りガラス)を使用しなければならない事となっています。

万が一、火災になった場合に普通のガラスだと火災による熱で割れて崩れ落ちてしまうので・・・

網入りガラスは決して防犯対策用ではありませんので勘違いしないでください。

 

熱割れの原因

網入りガラスは知らないうちに自然に割れている場合があります。

それは、熱割れと言われるもので、寒暖差によって起こるものです。

網入りガラスの中には鉄線が入っています。

その鉄線は気温が高い時(夏場や太陽にさらされている時)には膨張し、気温が低い時には収縮します。

その変化にガラスが耐えられなくなった時にヒビ割れは発生します。

外が熱い時に冷房を使用する寒暖差。

外が寒い時に暖房を使用する寒暖差。

特に熱割れを起こしやすい時期は、夏場よりも冬場の方が多いようです。

 

熱割れは火災保険で適用できる

網入りガラスの熱割れは主にエアコンを使用し室内気温と外気温に寒暖差が生じ、ヒビ割れを起こす事が多いですが、エアコンを使用する事は当たり前の行為なので、熱割れを起こしたとしても、入居者の過失とはなりません。

よって、入居者様がガラス交換の費用を負担する義務はありません。

基本的にガラスの修理費用はオーナー様が負担する事となります。

しかし、内容によって異なりますが、入居者様が加入している火災保険に付帯する『借家人賠償責任保険』で修理費用が出ます。

故意に割ってしまった場合は保険は使えません。

故意に割ってしまったヒビと熱割れによるヒビはヒビの入り方が違います。

見ればすぐに何故割れたのか分かります。

入居者様からすると、自然に割れてしまったけれども管理会社に言い出せない場合もあるかもしれません。しかし保険が適用できる場合もあるので発覚したら直ぐに管理会社へ連絡する事により後のトラブルを回避できるようになります。

 

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