株式会社 宇田川企画
2017年02月02日
ブログ
近くに住む「近居」のすすめ
ほどよい距離で家族円満
近年、親世帯と子世帯が同居ではなく「近居」という暮らし方が注目を集めています。
「近居」とは車や電車、自転車、徒歩など交通手段を問わず気軽に10~30分以内で日常的に往来できる距離に暮らすことを言い、別名「スープの冷めない距離」とも呼ばれています。
国も「近居」しやすい環境づくりを推進
「近居」については内閣府より少子化に対処するための指針「少子化社会対策大網」で「世代間の助け合いを目的とした【三世代同居・近居】の促進」という旨が盛り込まれています。
現在の日本において、未婚の増大や単身世帯の増大による少子化問題が深刻な課題となっています。その問題を解決するにあたり、若い世代の夫婦が出産・子育てしやすいように、子育て中の親の孤立感や負担感を軽減することが重要なポイントになっています。
そこで世代間で支え合うライフスタイルを広げるべく「近居しやすい環境づくりを推進する」ということが掲げられました。
子育てのサポート「孫育て」
親世帯(50代・60代)の近居に対して、多くの方が良いと考えているようで、「同居よりも適度な距離があり気楽・うまくいきそう」「何かあった時すぐに駆けつけられる」などの声も多いようです。
また、子世帯の子育てのサポートをしたいと考えている方も非常に多く、【尾木ママ】こと教育評論家の尾木直樹さんも孫育てをするおじいちゃん・おばあちゃんを親しみ込めて「育ジイ・育バア」と呼んでいます。
子は宝と言います。本当に国の宝なのですから、親世帯、子世帯がほどよい距離間でサポートし合える「近居」が少子化問題解決の糸口になるのではないでしょうか?
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