オーナー様へ ~家賃滞納の対処法~
昨日、いろいろな「取締りGメン」を特集しているテレビ番組を見ました。
その中で【家賃Gメン】というのがあり、家賃を支払わない悪徳滞納者との
直接対決をしていました。様々な手法で滞納者とやりとりするのですが
不動産会社の私が見ても圧巻でした。暴力も振るわれたこともあるそうです。
【家賃Gメン】ほどの事は出来ないにしても、個人オーナーも家賃滞納対策
を知っておくことが必要です。家賃滞納対策として3点にまとめてみました。
① すぐに連絡を取りましょう!
家賃滞納が発覚したら、すぐに契約者と連絡を取りましょう。
『初めての未納だから』『忘れてしまったのかな』などの理由で、
2~3日待ってみよう!ということは一切考えずに、家賃が支払わ
れていないことを早急に契約者に伝えましょう。
連絡がついて契約者から『来月にまとめて支払いたい』『もう少し
待ってほしい』と言われるかもしれませんが、毅然とした態度で
NO!言った方が良いでしょう。
支払期限をオーナー側が決めて契約者に伝えるようにし、しっかり
主導権をもって進めていきましょう。
② 内容証明郵便を送りましょう!
約束した支払期限までに支払われなかった場合、再度連絡や面談
などをし、書面にて支払日を約束してもらう方法もあります。
しかし支払期限を2回も過ぎているので、今後法的手続きになる
可能性もあるので内容証明郵便を送って督促しましょう。
契約者との『言った、言わない』といった面倒なやり取りを防ぐ
ことが内容証明郵便を送ることで防ぐことができます。
また①の連絡で契約者、連帯保証人とも何度連絡しても返答等
ない場合にも内容証明郵便を送ってオーナー側の意向を伝えましょう。
まれに、受取りを拒否する人もいるので、特定記録郵便を利用する
方法もあります。
③ 記録を残しましょう!
上記の①、②をしたにもかかわらず支払われない、賃料滞納の増加
などの場合、法的手続きを取らなければなりません。
その際に必要になるのが記録です。オーナー側からの対応内容や日時、
相手の反応、書面取り交し日時、内容証明郵便等の郵送日等
細かく時系列に並べて書面に残しましょう。
裁判等になった場合とても大切な情報になります。
最後に、家賃は不動産オーナーの大切な収入です。しっかり支払期日に
契約者が支払われているか確認することはオーナー様の大事な仕事です。
家賃滞納の督促も回収も、大事な仕事ですが、大変でリスクもあります。
一人で悩んだり、行動する前に、信頼できる不動産会社としっかり協力
して収入・資産を守っていきましょう。
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