ゲームもできる音楽プレーヤー
アップル「iPod touch」の新モデル、第7世代機が5月28日夜に突如発表された。
以前から新モデルの登場は噂されていたが、前リリースから実に4年ぶりです。
この新製品の公式ページを見るとはじめに音楽が楽しめることが明記されているが、新製品のアピールポイントはむしろ音楽視聴以外の機能にあるようです!
同製品にはiPhone 7/7 Plusにも実装されているA10 Fusionチップが実装されているため、処理能力は前世代より最大で2倍、グラフィック能力は最大で3倍に。
グラフィックス性能としては従来の3倍を謳っており、ゲームの動きがなめらかかつ美しく表示されるとのこと。日本でも今秋登場予定のApple Arcadeでは「100本以上の新作ゲームが独占配信」されるとうたっており、さまざまなモバイルゲームをとことん楽しみたい人にはうってつけの“携帯ゲーム機“と言えるかもしれません。
iPod touchは、もともと音楽プレーヤーです。
最後に、その実力を確かめていこう。
まず最初にお伝えしたいのは、音楽プレーヤーとしての機能で、前世代機から進化した点はなさそうだということ。音質は前モデルと同様、他社製DAPに比べて特に秀でているわけではないが、バランスの良い調整が行われている。
従来モデル通り、中域と低域が若干豊かで、ベースの実在感が高い。ドラムはすごく深くまで沈み込むわけではないが、歯切れが良く、聴いていて気持ちがよい。
一方でボーカルは若干線が細めで、高域も「刺さり」が気にならない穏やかさがある。
これらは第6世代、第7世代に共通する特徴です。
繰り返しになるが、手持ちの有線イヤホンをそのまま挿して聴けるのは嬉しい。
本体がハイレゾ対応していないため、ハイレゾ音源をそのまま再生できるわけではないが、有線接続ではBluetooth接続に比べ格段に情報量が多くなることも、改めて確認できた。
音楽ファンにとって最大のトピックは、256GBの容量が選べるようになったことです。
メインの使い方はApple Musicなどのストリーミングサービスから好みの楽曲をダウンロードして聴く、あるいはiTunesから手持ちの楽曲を取り込む、というスタイルになる。
それだけに、多くの楽曲をローカルに保存しておけるのは頼もしい。
4年ぶりのリニューアルに期待するアップルファンは多いはず?
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