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2019年07月11日
ブログ

タックスヘイブン

収入・財産が増えると、途端に税の負担も大きくなります。

そのため海外に資産を移したい、タックスヘイブンと呼ばれる税金の安い国に移住したいと考える富裕層もいることでしょう。

ところが近年、資産を海外に移したり、財産を持ち出して海外に移住したりしようとしても、うまくいかないことも多いようです。それはなぜなのでしょうか。

日本では、所得の多い人がたくさんの税を支払う累進課税制度がとられています。

現在、日本の所得税の税率は、所得が4,000万円を超えると税率は45%です。

つまり、所得の多い人はその半分近くを所得税として国に納めなければならないのです。

なんとか税の負担を軽くしたいと考えた時、タックスヘイブン(租税回避地:スイスなど)に資産を移動することで税の負担が軽くなるという話を思い出すかもしれませんが、それも今は昔の話です。

政府は、富裕層の資産が海外に流出しないように、資産が移動されても課税できる「タックスヘイブン規制」を強化しています。 正当な理由もなくこれを拒否すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金に処されます。

タックスヘイブンへ移住した後、日本と海外を行き来する生活をしようと考えている人は、出国税という形で多くの税を支払う可能性があります。

このように、日本では富裕層の資産の流出と租税回避を防ぐため、次々と新しい対策が取れられています。海外に行けば税がかからないと思いきや、結局多額の税を支払う羽目になってしまったということにならないよう、各種規制や税制についてよく理解してから海外移住を考えてみましょう。

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