上手な部屋探しの手順 Part5
希望の物件に申し込みをしたら、入居審査を受けて契約となります。
今回は入居審査~契約までの流れをお話しします。
入居審査の内容
提出された申込書をもとに大家さん側による入居審査が行われます。
審査内容は主に家賃の支払い能力があるかという観点で行われますが、
他にも入居者の性格や属性、連帯保証人・保証会社の可否などもチェックします。
・家賃の支払い能力
年収と家賃のバランスだけでなく、勤務先、勤続年数、家族構成、年齢なども
判断材料になります。
・入居者の性格や属性
不動産会社は大家さんに対して、入居希望者がどんな方なのか報告をします。
共同住宅のトラブルで一番大変なのが近隣住民とのトラブルです。
そのようなトラブルを起こさないかどうかも含めて、内覧時の会話ややり取りを通して、
常識的な方なのか判断もしています。
・連帯保証人・保証会社の可否
連帯保証人をお願いして契約をする場合、連帯保証人の年齢や収入などが考慮されます。
保証会社を利用する場合は保証会社の審査が承認されればほぼ契約にすすめます。
入居審査の期間は通常3~5日程度で結果が出ます。
提出書類の不備や追加書類の提出などがあったり、入居希望者や連帯保証人に
なかなか連絡がつかない場合は審査が長引くこともあります。
重要事項説明を受ける
契約を締結する前に重要事項説明を受けます。
文字通り、物件に関する重要な詳細確認の説明を宅地建物取引士の資格を持つ
不動産会社のスタッフが書面をもとに口頭にて入居希望者に説明するものです。
専門的な用語も多数含まれていますので、説明を受けて不明な点があれば、
この説明段階でしっかりと明確にしておきましょう。
特に重要なものは退去時の項目です。
特約条項にもどのような内容が載っているのか注意して確認しましょう。
契約をしましょう!
入居審査が承認され、重要事項説明を受けて問題がないようでしたら、
契約の手続きになります。
契約書の内容も重要事項説明書と異なっていないか確認したうえで
署名、捺印をし契約を締結しましょう。
契約時に必要なものは
・契約金
・印鑑(シャチハタ不可)
・住民票(入居者全員分)
・身分証明書
・収入証明書
・連帯保証人の承諾書
・連帯保証人の印鑑証明書
などがあります。(不動産会社によって必要書類は異なります。)
必要な書類を契約の際に提出するにあたり、用意するのに時間がかかることも
考慮の上、契約日の設定や準備を進めていきましょう。
次回は物件の引き渡し・引越しについてお話しします。
株式会社宇田川企画へ質問・相談
INQUIRY関連した記事を読む
- 2024/10/15
- 2024/10/13
- 2024/10/04
- 2024/10/01